罪と罰

2004年8月1日
世の中には罪を犯しても良い人がいる。
彼は法律に縛られない。
よって彼がすることは罪じゃなく
彼は永遠につかまることはない。

ここに罪を犯したもう一人の彼がいる。
彼は自殺を踏みとどまり
自分はその偉い人ではなかったと言い、自白する。
そして彼は救われる。

罪を罪だと認識した上で表面では完璧でなければならない。
罪ではないと宣言しなければならない。
彼の言う本当に偉い人は
永遠に救われることはないのかもしれない。

人は両面性を持ち
信じていることは容易に崩れ去る。
人が最後に求めるのは、心の平安なのだろう。
最後には誰もがそうしたように。
死ぬことさえもが。

ただ、容易に崩れ去る一瞬の信念の下で
命を終わらすことができるのは
皮肉もでもあり、人の美しさでもあるんだろう。


なんて一般的なこと言ってみたりして。

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